鍼灸について

東洋医学は、
心と身体を診る医学です。

東洋医学は心と身体を診る医学です。
その人の心と身体の不調や症状を、個別かつ全体的に診察を行い自己の治癒力を生かしながら不調や病気の改善を図ります。

鍼灸の力・効果

東洋医学は心と身体を診る医学です。その人の心と身体の不調や症状を、個別かつ全体的に診察を行い自己の治癒力を生かしながら不調や病気の改善を図ります。
鍼の刺激により痛みを抑制、自律神経を介して血流や内臓機能に作用し、身体の異常を改善していきます。
灸は局所の血流を改善し、同時に副腎皮質ホルモンが分泌され炎症や痛みを抑えていく効果が期待されます。
東洋医学では人と自然との調和を重視しています。
人の身体は常に外部より様々な刺激にさらされながらも内部の環境を維持して健康を保っています。
このような力をホメオスタシスといい自然治癒力を意味しています。
鍼灸治療は身体全体を流れている経絡という道があります。その中に経穴(ツボ)が存在します。脈診を中心に身体全体を診ていき、経絡の流れが悪い所を見つけ出し鍼、灸などを使って経穴(ツボ)に刺激をして、気血の流れを改善し、自然治癒力を高めて行きます。同時に免疫力も高めていくことになり、病気になりにくい身体づくりのお手伝いをすることも期待出来ます。

何故!?

古代中国医学が日本には514年ごろ、鍼灸が朝鮮半島を経由して伝わったのが最初とされています。「人を診る東洋医学」では、心と身体は一体ととらえ治療します。その基本にあるのが「心身一如」という考え方です。この「一」という概念は古代中国の占いの書である「易経」に由来し、陰陽に二分される以前、宇宙の始まりを示します。心も身体も全体的に診なければ本質は理解できないという意味です。
昨今は西洋医学以外の様々な治療法(代替医療)が見直されつつあります。鍼灸や湯液を含む伝統医学などの「補完医療」です。そして西洋医学と融合させて治療の効果を上げようという「統合医療」という考え方も提唱されています。

当院の施術手順について

四診により患者様の身体の状態をチェックしていきます。

1.現在の症状を問診表にご記入いただき、その内容を元に生活習慣、病歴などご質問致します。
2.お話を聞いたあと、診察室へ移動します。
3.患者着に着替えます。
4.頸、腰の動きや姿勢をチェックします。
5.横になって頂き、脈、お腹の硬さや冷え、舌の色など全体的に触診します。
6.症状に合った部位へ鍼を打っていきます。
7.治療後、薬膳茶を飲みながらリラックスして頂きます。