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勉強会⑦複視

こんにちわ(^▽^)/今週は最強寒波が来ていて本当にさむいですね!!さて、先月と今月に勉強会がリモートで予定通りあったのですが、少しバタバタしていまして、アップするのが遅れました(´;ω;`)

今回のテーマは複視ということでした。ただの複視ではなく、内傷性熱症状が関与していると思われる複視です。

この症例はある日突然熱っぽさと身体のふらつきに襲われ、物が二重にみえて、その後熱は下がって来ました。病院で検査した結果、フィッシャー症候群と診断されました。

フィッシャー症候群とは・・・急性の外眼筋麻痺、運動失調、腱反射消失を三徴とする免疫介在性ニューロパチーであります。多くは上気道感染または胃腸炎後に発症し、1~2週間進行した後に自然に緩解し改善に向かう経過をたどります。典型的な症状の後、四肢筋力低下が加わりギラン・バレー症候群に移行するしたり、意識障害などの中枢神経障害を呈しビッカースタッフ型脳幹脳炎に移行する例も存在します。

病院での経過は3カ月ごとに腓骨神経の再生具合で確認するそうです。

そういった症状が経絡治療でどこまで良くなっていくのかを症例カンファレンスで勉強しました。四診がとても重要になります。望診・・見た目、皮膚の色、舌の色、形など 聞診・・声の大きさ、喋り方など 問診・・患者さんの仕事や家庭環境、日常の生活での不調、食事、睡眠、便通など 切診・・直接触れて痛みがあるところなどをみる。その後、腹診、脈診をして総合的にどういった症状で何が乱れているのかを見極めて行きます。

東洋医学は一つの疾患があっても、その人により訴えている症状が様々である。同じ病気でも、のぼせて足が冷えているような症状が出ている人もいれば、手足は温かいのにお腹は冷えている方、同じ冷えの症状でもタイプが違うように、結果的にこの病気であっても、経過は全くちがうと考えて治療していきます。

このような、病名がある患者さんで東洋医学の方からのアプローチとしては、病名があってもなくても、今この患者さんの状態をみて、気、血、水のバランスを取り、より中心のフラットな状態に戻してあげる事をしていけば必ず病気もいい方向に向き、西洋医学のお薬が効いて行く結果につながると思います。

まだまだ、東洋医学は奥が深いもので、なかなか上手く行かない日々ですが毎月の勉強会で刺激をもらっています。もっと頑張らないと駄目だなと毎回思います(^▽^)/

寒くなってきていますので、風邪を引かない強い身体になるために、鍼灸やよもぎ蒸し受けに来ませんか!鍼が苦手な方は、アロママッサージ、リフレクソロジーもメニューにあります。是非お試し下さいね!!

今日も1日頑張りましょう。

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